子どもの花粉症2016年02月 8日更新

これってもしかして...花粉症!?

子どもでも花粉症になるの?

子どもの花粉症は年々増えており、5~9歳で13.7%、10~19歳では31.4%と大人の発症率と変わりません(参考:鼻アレルギー診療ガイドライン)。スギ花粉症は、原因物質の花粉が飛散する時期(1月下旬~4月)と風邪やインフルエンザが流行する時期とが重なるため、判断が難しいかもしれません。また、幼児では症状を具体的に伝えることが難しいため、まわりが注意を払う必要があります。
子どもの花粉症では、"目のかゆみ"を伴うことが多いので、風邪と花粉症の判別の指標のひとつになります。しかし、大人の花粉症のように鼻水や連続するくしゃみが出るというより、ぼーっとしているなど、他人からは分かりづらいという特徴がありますので、ご家族の方が注意してあげることも大切です。子どもに異変を感じたら、医療機関でしっかり診断してもらいましょう。

花粉症の症状

鼻水

 花粉症による鼻水は、大人の場合はサラサラした水のようなものが出ますが、子どもの場合は少し粘り気のある鼻水も出ます。これは鼻づまりが主な症状となっていることに原因があるのではないかといわれています。風邪と見間違えてしまうかもしれませんが、鼻水が出ていたら花粉症も疑いましょう。

鼻づまり

子どもの場合はくしゃみがあまり出ずに、鼻づまりが多い傾向にあります。これは、鼻が小さいからつまりやすく、つまると花粉が入ってこないことからくしゃみも出ないということが原因になっています。しかし、鼻づまりは見た目ではわかりません。見分けるポイントとしては、口をあけているかどうかです。鼻で息がしづらくなっているため、口呼吸することが多くなっているはずなので、注意深く観察してあげてください。

目の症状

子どもの場合、目の症状も発症するケースが多く、頻繁に目のあたりをこすったりします。その他にも、目の充血や目のまわりのむくみなどもよくみられます。

花粉症の症状(鼻水、鼻づまり、くしゃみなど)のために夜間よく眠れない=睡眠不足となり、翌日の活動性に影響を与えることがあります。睡眠不足に昼間の症状が加わって、より集中力や活動性が落ちますので、子どもの夜の症状にも注意を払ってください。

花粉症の治療

眼のかゆみや鼻づまりなどのアレルギー症状に働く内服薬(ドライシロップや粉薬)を処方するのが一般的で、その子の年齢や症状に応じて、点眼液や点鼻薬を出すこともあります。抗アレルギー薬の内服薬は、眠くならないタイプが安心して使えます。
最近では、舌下免疫療法が注目されています。これは、花粉症の原因となっている抗原を舌の下に投与し、少しずつ量を増やしながら体内に吸収させることで、抗原に対する反応を弱めていく方法です。2~3年という長い期間の治療が必要となりますが、唯一、アレルギーを治す可能性のある治療法であり、約70%に有効と考えられています。子どもでは12歳以上が保険適応になっています。
花粉症などのアレルギーは、症状が悪化すると薬が効きづらくなります。しかし、軽いうちに薬を使いはじめると、花粉の飛散量が多くなった時期でも症状をコントロールしやすく、そのシーズンの症状を軽くすることができます。花粉が飛散する前に受診し、医師と治療方法を相談しましょう。

家庭での対策

花粉との接触をできるだけ避けることが一番です。乳幼児のマスクの着用は、よだれが多かったり嫌がることもあるので、現実的ではありません。日常生活の中に、なるべく花粉を持ち込まないよう心がけましょう。

・窓を開けっ放しにしない

・花粉が付着しにくい、表面のツルツルした素材の服を選ぶ

・花粉の飛散情報をチェックし、多い日は長時間の外出は控える(午前中が良い。花粉は、通常晴れて風の強い日の午後に多く飛散し、雨の日に少なくなる)

・外出時は、つばのついた帽子をかぶる

・帰宅したら玄関先で上着を脱がせ、払う

・帰宅後は、手や顔を拭いたり、洗ったりする

・布団や洗濯物を外に干さない、または取り込むときに十分に払う

・フローリングはモップや雑巾がけをする

・花粉除去機能付きの空気清浄機の利用

お役立ちリンク

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