仕事と子育ての両立2015年12月 1日更新

はじめに

インターネットで【育児 仕事 両立】で調べると、「無理」とか「疲れ」とか、マイナスイメージの言葉が並びます。子どもを産むことも、育てながら働くことも、自分で決めたことだけど、『こんなに大変だったとは...』と思っているママも多いはず。「仕事も子育ても、大変ですが、今とても充実していて幸せです!」と眩しいくらいに輝いているママを見ると、自分だけがダメな母親に思えたりするものです。

独身時代や結婚しても子どもがいない時は、仕事と家庭の両立というのはそれほど負担でないという人は多くいます。仕事もバリバリこなし、自分の為にお金と時間をたっぷり使って、習い事をしたり、友達と遊んだり、週末は小旅行に行ったり...と、仕事もプライベートも満喫できた人が、いざ子どもを産んで社会復帰した時に、以前と同じ生活ができるかと言えば...難しいかと思います。

働いていない女性でさえも1人の赤ん坊に一日の大半の時間を振り回されてへとへとになるのですから、仕事を持つ母親が独身時代の自分と比較して仕事がこなせなくなるのは当たり前です。

「完璧な両立は無理」ということを念頭においた上で準備することが、両立の最初のコツです。完璧を求めず、以前の自分と比較しないということが大切です。できなくて当たり前と開き直ってみると気分が楽になります。

両立のために心がけたいこと

優先順位をつける

子供を育てながら働いているお母さんの頭の中は、24時間フル回転で神経も休まる時間がありません。今日一日をどう乗り切るのかというだけで精一杯というのが当たり前です。予定などあってないようなもの。

仕事の段取り、保育園の送迎、買い物、食事の準備、掃除、洗濯、お風呂、翌日の準備...と頭の中はパニック状態でどんどん焦ってきます。時間がないのでイライラしたり、子供に八つ当たりするという負の連鎖になって自己嫌悪に陥る...というシナリオにならないためにも、優先順位をつけるということが大切です。

その日の中で、必ずやるものは○個と自分で決めて、それ以外は週末にまわすとか、早朝や子どもが寝てからゆっくりやるなどの方法をとると、毎日少しゆったり過ごす時間ができるでしょう。

周囲の協力を仰ぐ

子育てには、周囲の協力が必要です。仕事と両立をするなら、なおさらのこと。ママの身体は、1つだけなので、無理をせずにパパ、両親、義両親、兄弟姉妹などを頼りましょう。どうしても周りに頼れる人がいないときには、保育園の一時保育、病時・病後時保育やベビーシッターを利用することもひとつです。

職場での良い人間関係を作る

実は、1番難しいのが職場での協力を得ることかもしれません。できれば妊娠する前から、職場での良好な人間関係作りを積極的に行っておくことが大切です。子どもの突然の病気で休暇を取ることになったというようなことは、働くママなら誰しも経験することです。今すぐに迎えにいきたいという気持ちと、会社に迷惑をかけられないという気持ちとの板ばさみにあって自己嫌悪になってしまうママもいます。同僚や上司とのコミュケーションがいつでもとれる状況を作っておきましょう。

また「子育て支援制度」「育児休暇」「育児中の時短勤務」など積極的に就業先の育児制度を利用しましょう。

家事の時短をする

毎日、家事を完璧にやるのはとても大変なので、上手に手抜きをしましょう。

料理の時短のコツ

子どもが寝た後や朝起きてくる前に夕食の準備をしているママもいますが、週末にまとめて下ごしらえや調理をしておくのが何よりの時短方法です。作り置きできるものや、冷凍保存できるものを週末に作っておいて、帰ってきたら盛り付けるだけ、レンジでチンをするだけにしておきましょう。週末に1週間分の買い物をしてしまうのもひとつです。ネットスーパーや生協なども、毎日の買い物時間を減らせる便利な方法です。無理せず、たまには外食やお惣菜を利用するというのも良いでしょう。

洗濯の時短のコツ

洗濯物はためこまないほうが時短になります。ため込むほどに汚れや臭いがこびりつきやすくなります。ひどい汚れがない場合は、洗濯機のスピードコースも利用できますし、洗濯物が大量でなければ乾燥機で乾かしやすいのも利点です。たたむ手間を省くために、よく使う服はハンガー収納にするのもおすすめです。洗濯物を夜干してしまうのも、朝バタバタしないための工夫かもしれません。

掃除・片づけの時短のコツ

小さい子どもがいると、部屋を清潔に保ちたいですよね。その場合には、子供が多くの時間を過ごす部屋だけは掃除を多くして、他の部屋は週末にするなどの工夫をしましょう。食洗機やお掃除ロボットなどの時短家電を活用するのもいいですね。おもちゃが散らかっているときは、「とりあえずの箱」を準備して、そこにいったん片付けるようにすると、日々散らかった部屋を見てイライラ...というのは軽減されるのではないでしょうか。また、大きなマットの上で遊ばせ、寝るときはおもちゃごとマットを丸めてしまうと、一気に部屋が片付いたようになります。子供が大きくなれば、洗濯物をたたむ、食事の用意を手伝う、おもちゃの後片づけをするなど、お手伝いをたくさんしてもらいましょう。お手伝いの習慣が後々、自立の助けになるだけでなく、自分が楽になる方法だったりもします。

家族の体調管理をする

仕事を続けながら子育てをするときに気をつけたいのが、家族の体調管理です。特に子どもは突然、熱を出したりします。常日頃から、自分だけでなく家族みんなの体調管理に気をつける必要があります。

・栄養バランスを考えた食事

・早寝早起き

・手洗いうがい

・予防接種

この4つは、日頃からしっかり実践するように心がけましょう。

共働き夫婦と、家事・育児の分担

家事はお互い得意なものを少しずつ

共働き夫婦の場合は、家事は分担するのが基本です。これができないと仕事と家庭の両立は不可能、ママがパンクしてしまいます。でも、問題はこの分担の仕方なのです。
理想は5:5にできることかもしれませんが、最初からそうしてしまうと、普段家事をやり慣れていないパパの場合、その負担が大きくのしかかります。また朝早く、夜遅い帰宅のパパでは、それは無理な話です。まずは、パパにどの家事だったらできそうか聞き、できる部分から手伝ってもらうようにしましょう。要領がつかめてきたら、分担を増やしていくのもありです。料理はママが担当し、片付けや掃除などはパパが担当するというのも良いでしょう。人には得意・不得意があるので、夫婦でよく話し合って分担しましょう。

臨機応変に対応する

家事を分担する際には臨機応変に対応することも大事。分担にとらわれすぎてしまうと、「○○はあなたの担当なんだから、早くやってよ!」「どうしてもっと○○できないの?」という喧嘩になりかねません。余裕がある方が忙しい方を手伝うような気遣いは、お互い持っていたいものです。

育児は分担制ではなく協力的に

育児はどうしてもママへの負担が大きくなってしまうもの。特に子どもが乳幼児の時期は授乳があるため、パパとママで育児を平等に分担することは難しいのです。
ですから、育児は家事のように分担制をとるのではなく、「お互い協力し合おう!」といった約束をしておくことが、長く続くコツかもしれません。

おわりに

仕事と子育てを両立するのは、とても大変ですが、最低限子どもとのスキンシップだけは忘れないようにしてください。短い時間でも、ママとの濃い時間を過ごせることで子供の心は満たされます。親子の信頼関係が、家族の生活をスムーズにしてくれるなによりのコツです。

おすすめしたいのが、お風呂を一緒に入ること、そして就寝前に絵本を読み聞かせてあげること。そして、休日には子どもと思いっきり遊ぶことです。

仕事をしながら子育てするのは大変ですが、いろいろな工夫や、周囲からの協力を得ることで両立させることができます。子どももきっとそんなママの姿を見て、「ママはがんばってくれているんだ」と思ってくれるはずです。大切なのは、完璧を求め過ぎないこと、上手に手抜きをすること、そして子どもとの絆だけはしっかりと保っていくことです。今日1日を乗り切るだけでなく、この生活を10年、20年続けていけるか...という視点で、みなさんの楽しい両立スタイルが構築できることを願っています。

お役立ちリンク

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