じいじ・ばあばの役割2015年12月 7日更新

初めての育児に不安を抱くパパママにとっては、自分や義理の親が子育てを手伝ってくれるのは心強い限り。共働き、専業主婦を問わず、実の親や義理の親に子育てをサポートしてもらっている家庭は多いでしょう。祖父母が「孫育て」をしてくれることは、パパママはもちろん、祖父母や子ども、それぞれにもメリットがあります。

<祖父母にとっての孫、そしてメリット>

孫を持つようになるのは、定年退職の少し前か、退職後くらいの年齢が一般的です。定年退職後は、長い間担ってきた会社での役割を終えた時期。自分自身の存在価値を見失ったり、毎日張り合いがない、なんとなく楽しみもないまま過ぎてしまう...という思いを抱いている方も少なくありません。そのような時期に、孫から「じいじ!ばあば!」と慕われる事により、自分が必要とされている、今度は孫とこれをしたいと、孫の存在が新たな生きがいになります。

また、孫と接する事はその成長を肌で実感でき、「自分のやってきた子育て、そして人生はこれで良かったんだな」という思いを生み、精神的な安定と自信にも繋がっていくようです。

<祖父母との交流。パパ・ママへのメリット>

現在、核家族が増え、それに伴い自分自身の子どもが、人生で初めて子どもに触れる機会というパパ・ママも少なくありません。そのため、すべてが初めての子育てに戸惑いや不安を抱き、ひとりで抱え込んでしまう方も多いと思います。祖父母は人生の先輩であると同時に、子育てにおいても大先輩。昔と今の子育ての方法は違えど、その大変さや悩みは経験しているはずです。一番身近に話を聞いてもらえる相手として、とても大事な存在です。

また、共働きの家庭が増えており、急に子どもが発熱!でも仕事は休めない...というときに、保育園のお迎えや看病をお願いできる、とてもありがたい存在です。

そして、たまには子どもをじいじ・ばあばに預けて、ママがリフレッシュ!もできますよね。

私達よりもはるかにたくさんの経験と時間を過ごしてきたじいじとばあば。そんなじいじとばあばと過ごす時間は、触れた事のない教養や文化を、あなたの子供にたくさん見せてくれるはずです。

<子どもへのメリット>

子どもたち自身の成長にも、じいじ・ばあばとの交流は目に見えないたくさんのメリットがあります。

親の愛情と祖父母の愛情は似て非なるもの。祖父母は言ってしまえば孫の「絶対の味方」です。親以外にも愛情を与えてくれる存在がいるという事実は、子どもの情緒を安定させ、自己肯定感を育んでくれます。

さらに、祖父母と一緒に過ごす時間が多いほど、子どもには自己肯定感にプラスして、多様性を受け入れる心も育まれていきます。祖父母とのコミュニケーションを通じて、子どもは親以外の価値観や世界を知っていきます。じいじ・ばあば・パパ・ママ、それぞれが違う考え方をするという多様性を肌で感じることで、子どもの心には他者への思いやりや理解が生まれます。

世代を超えた交流は、それぞれに多くの学びと笑顔をもたらしてくれるのです。

<じいじ・ばあばの役割>

周囲との関係が希薄になっている今、じいじ・ばあばは家族の次にかかわりの深い相手です。しかし、子育てをするのは、パパとママ。じいじ・ばあばはあくまでサポートする役割です。「今ならもっと上手に子育てができるはず」「昔はこうしたから」と、パパ・ママの教育やしつけにあれこれと口出ししないようにしましょう。パパ・ママの方針を聞いてそれに沿った対応をしたいですね。

【乳児期】

噛み砕いて与えない

大人が噛み砕いた食べ物を与えると、その人が持っている虫歯菌や、胃がんの原因となるピロリ菌に感染する可能性が高くなります。 それらの菌は、赤ちゃんは持っていない菌です。成長途中で、大人の唾液を通して感染すると言われています。

赤ちゃんに食べ物をあげるとき、自分が使ったスプーンや箸を使用するのは避けましょう。

手抜きも必要

最近のベビーフードは、種類も豊富で衛生的です。手作り離乳食は理想かもしれませんが、料理に長けていないママもいます。離乳食時期は準備に手間がかかり、硬さの調節も難しく、また思うように食べてくれなかったりと、悩みは尽きません。忙しいママは、生活に合わせてベビーフードを利用している場合もありますので、「手作りしないの?」とは言わないようにしましょう。

人見知り

かわいい孫を抱こうとしたら大泣き...がっかりしますね。でも、これは順調に発達している証、「人見知り」です。知恵がつき、ママ・パパとそれ以外の人の区別がついてきたのです。

この時期は無理に抱っこしようとしないで、ママ・パパに抱かれている赤ちゃんをあやすくらいにしましょう。会ったり遊んだりしていくうちに、徐々に慣れていきますよ。

【幼児期】

プラスの言葉がけを!

成長にしたがって自我が芽生え、イヤイヤ期に突入し思うようにならない子ども。描いていた子ども像とのギャップに悩み、どうしたら良い子に育てられるか、本当に自分の子育てで良いのか不安に思っています 。
その親たちをこれまで立派に育ててきたじいじ・ばあばは、経験を活かして「良い子に育ってるね。大丈夫」と言ってあげてください。「子どもとはそういうもの、それでこそ成長の証」とは、わからない親はたくさんいます。「良い子に育ってるね」の言葉で、順調に成長していると感じて、広い心でイヤイヤ期の子どもを受けとめられるようになるでしょう。

がんばって子育てに奮闘しているママ・パパ達にも「子育てがんばってるね」「あなたもよくやっているね」と声をかけてあげてくださいね。

発達が心配、でも...

「まだ歩かないの?」「ことばがまだ出ないわね」
何気ない一言がママやパパの心にグサリと刺さります。卒乳やおむつはすれの時期など、成長、発達には個人差があります。他の子と比べたりしないで、その子なりの成長を見守ってあげてください。

何でも食べさせる前に

離乳食が終わるとほぼ大人と同じものが食べられると思ってしまい、孫が欲しがるとつい与えてしまいがちです。でもママ・パパは食についても考えがあります。味の濃いもの、油っこいもの、チョコレートなどのお菓子類などは、まだまだ食べさせたくないと思っているでしょう。あげる前にママ・パパに確認しましょう。このことが原因で、嫁姑・親子関係がぎくしゃくしてしまったという話は良く聞きます。孫のかわいさ故に、ほしがるものをあげてしまう...というのは控えましょう。

ママが仕事を始めたら...

「子どもを預けて仕事をする」とママが決めたら応援してあげてください。「早くに保育園に預けたらかわいそうかな...」「でも働いてキャリアを積みたい」そんな思いでママも葛藤していることと思います。そしていざ新しい生活を始めてみると、子どもの世話や家事が上手くいかなくて両立に悩む...。そんな時こそ、何をサポートしてほしいかを聞いて、お願いされたら快く手伝うというスタンスでサポートしてあげてください。

【学童期】

いつも受け入れてくれる人として

小学校に入学すると、勉強という新しいカテゴリーが加わり、またパパ・ママは、集団生活の基礎としてのしつけにも力が入り、叱ることが多くなることもあります。

たまに来た時にはゆっくり話を聞いたり、たくさん遊び相手になってあげて下さい。 自分を受入れ甘えさせてくれる人がいることは、心の安定にも繋がっていきます。

ほめる

ママとパパは我が子への思い入れや期待が大きい分、できることをほめるより、できない事を叱ることが多くなることがあります。
 ここで、じいじ・ばあばの出番です。子どもは褒められればうれしいし、より頑張れます。いっぱい褒めてあげてください。

「○○ができるの?すごいね」「○○してくれて、助かるな」「○○は良い子だね」など、小さなことでも、気付いたときに褒めるようにすると、自己評価が高まり、子どももうれしい気持ちでいっぱいになると思いますよ。

お役立ちリンク

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