喫煙・飲酒・薬物乱用行動につながる要因2015年12月 9日更新

青少年が喫煙・飲酒・薬物を始めるきっかけは、好奇心・興味・あこがれなどがあります。思春期は、「少し悪いことをしているのがかっこいい」と思う時期もあり、そのアイテムとして、喫煙・飲酒・薬物に手を出すケースがあります。またそれと並んで、友人の影響が大きいことが分かっています。遊び友達、昔の同級生など、信頼のおける身近な人からすすめられ、グループ意識から手を出し、いつのまにか常習化してしまう場合があります。また偶然の出会いも多く、とくに未成年者の場合、たまたま行った友人の集まりでたばこやお酒・薬物と出会い、その後乱用をくりかえすといったケースがよくみられます。

喫煙・飲酒の場合、親兄弟など身近に、日常的に喫煙・飲酒をする人がいると、喫煙・飲酒をすることや健康被害への意識が薄れる傾向にあります。

薬物の場合は、「やせられる」「自信がつく」「充実感がある」「スカッとする」「元気がでる」といった誘い言葉についのせられ、危険な薬物とは知らずに手をだしてしまうケースもあります。

乱用を防ぐためには

喫煙・飲酒・薬物乱用は、一人ひとりがそれらに対して、どのような態度や意識をもつかによって変わってきます。

現在では、タバコやお酒の購入時に年齢確認(身分証明書提示)をしたり、学校での喫煙・飲酒・薬物使用に関する授業も行われています。あるアメリカの調査で、学校での乱用防止教育や乱用の危険性についてのキャンペーンが熱心に行われると、危険性が理解され、乱用が減少したという調査結果があります。この結果から、喫煙・飲酒・薬物乱用のない社会を作るためには、一人ひとりが危険性をしっかり認識することが何よりも大切であることが分かります。

学校に任せるだけでなく、家庭でも身近に話していくことが重要です。家庭環境の見直しも必要になってくるかもしれません。頭ごなしに「ダメ。ゼッタイ。」ではうまくいきません。「なぜダメなのか」を早くから教え、しっかりと考えさせる関わりが必要です。親としては、友人関係においても、楽しいことや悩み事を共有するだけの関係から、互いに高め合うことができるような仲に発展するよう、友人づくりを応援したいものです。また友人からの誘いを断る方法・言い方など、適切なコミュニケーションの方法も教えられるといいですね。また、「あなたは、大事に生まれてきたんだよ」というメッセージを伝えることも、自己肯定感を高め、乱用に歯止めをかけるとても大切な関わりといえます。

子どもはいつの時代でも、学校で学び、家庭で育まれ、地域社会で鍛えられて一人前になるといわれています。必要なことはきちんと教え、子どもの気持ち・考えを尊重しながら健全な成長ができるよう見守りたいですね。

参考・引用文献:文部科学省「かけがえのない自分 かけがえのない健康」冊子

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