こんな時どうしよう「家族計画について」2015年12月 7日更新

夫婦やカップルがお互いの健康や年齢、経済的なことを考えて、子どもの数や出産間隔を計画することです。そして「すべての子どもは望まれた子として生み、育てる」ことが大切です。よって、妊娠を望まない時は確実に避妊を実行する事が大切になります。

お産の後の家族計画について

◎母体の回復を考えると、次の妊娠までの間隔はできれば1年以上あけたほうが良いでしょう。
◎産後の性生活をいつ再開できるかは母体の回復状況によります。健診の際に医師に相談しましょう。
◎お産の後月経が再開する前でも排卵は起こります。産後初めてのセックスから確実に避妊しましょう。
◎お産により膣の大きさが変わるのでぺッサリーのサイズは測りなおしましょう。また、ピルは母乳に影響を与えるため授乳中には使用できません。
◎産後は膣の分泌物が少なくなることがあります。性交痛があるときは、潤滑ゼリーを利用してみましょう。
◎ 産後の女性は、お産による母体のダメージ、授乳による不規則な生活リズムや育児疲れのためセックスに対して消極的になることも多くあります。こうした状況を考えながら産後の性生活を再開しましょう。

避妊法の種類

* 残念ながら「完璧な避妊法」というものはありません。確実に避妊を実行するために2~3種類の方法を組み合わせましょう。
* 避妊法にも向き不向きがあります。お互いの状況を思いやり、時期に応じた最適な方法を選びましょう。
* 何事もはじめのうちはうまくいかないものです。1~2回使用してあきらめずに、自分たちにあった方法を工夫しましょう。

 排卵の時期を知る方法 

基礎体温

*毎日体温を測って、排卵期を知る方法です。
*妊娠は卵子と精子が出会って起こりますから、排卵期にセックスがなければ妊娠しません。
*体温を測ることで、妊娠しやすい時期と妊娠しない時期が分かるだけでなく、次の月経が始まる時期も予測でき健康管理と生活管理に役立ちます。
*避妊法としては単独では使用せず、他の方法と併用しましょう。

オギノ式

*「排卵は次に来る月経の12~16日前に起こる」というオギノ学説を利用する方法です。
*少なくとも6か月以上、月経周期の記録をつける必要があります。
*月経不順の人、授乳期・思春期・更年期などで月経周期の乱れやすい人は使えません。
*基礎体温法と併用する事により、避妊具を使用しなくても良い時期を見つけることができます。
*単独では使用せずほかの方法と併用しましょう。

精子を殺す方法 

殺精子剤

*精子を膣内で殺す事によって避妊できます。
*女性が主体的に使用できる方法です。
*殺精子剤は薬局で購入できます。
*単独では使用せず、必ずコンドームなどと併用しましょう。

精子を膣内に入れない方法 

女性用コンドーム

*女性の膣にリングのついたポリウレタン製の袋を入れ、精子を膣の中に入れない方法です。
*女性が主体的に使用できる方法です。
*性器の構造を良く知って、正しく使いましょう。
*エイズを含むSTD(性感染症)を予防できます。

男性用コンドーム

*日本では最もよく知られている避妊法です。
*天然ゴム製のサックでペニスをおおい、精子を膣に入れないことで妊娠を防ぎます。
*コンドームは正しく使う事が大事です。また、避妊効果を高めるために殺精子剤などを併用しましょう。
*エイズを含むSTD(性感染症)を予防できます。

膣外射精(性交中絶)

*セックスを中断して、膣外に射精する方法です。
*膣外射精を行う際には、精液が膣口に近い部分につかないように、またタイミングを外さないように十分注意する必要があります。しかし性的な不満を残しやすく正しく実行するのは困難です。
*失敗が多いので、避妊法としてはとくにすすめられませんが一つの方法として知っておきましょう。

精子を子宮内に入れさせない方法 

ぺッサリー

*ゴムでできた帽子のような形をしたもので、子宮の入り口をふさぎ、精子を子宮の中に入れない方法です。
*女性が主体的に使用できる方法です。
*ぺッサリーにはいろいろなサイズがあります。自分の体に合ったものを使いましょう。
*ぺッサリーのサイズは体の大きさや妊娠の経験の有無などによって違いますので、受胎調節実地指導員や産婦人科医にサイズを決めてもらい使い方の指導を受けましょう。

着床させない方法 

IUD(子宮内避妊具)

*子宮の中に器具を挿入し妊娠を防ぐ方法です。
*一度挿入すればセックスのたびに避妊する必要はありません。
*避妊効果が高く女性が主体的に使用できます。
*IUDの挿入・除去は医師が行います。
*IUDは全身への影響が少ないため、ピルの使用できない授乳中の人や高年齢の人にも適しています。
*妊娠の経験のない人には、IUDの挿入が難しいため適しません。

排卵を抑える方法 

ピル

*毎日一定の時間に飲む避妊薬です。
*正しく飲めば避妊効果はほぼ100パーセントです。
*女性が主体的に使用できる方法です。
*服用に当たっては、検診を受け医師の処方を受けることが必要です。服用中も定期的に検査を受けることが必要です。
*ホルモン剤のため、副作用と副効用があります。
*体質や持病、年齢、生活習慣によって服用できない人もいます。
*避妊効果を保つため、飲み忘れを防ぐことが大切です。

sukusuku14.jpg

保健センターには避妊具がありますのでご覧になりたい方はお気軽にお越しください。

<電話相談のご案内>
社団法人日本家族計画協会
*FPホットライン TEL:03-3235-2638 (月~金/10時~16時/土・日・祝休み)
*ピルダイヤル   TEL:03-3267-7776 (     〃      )

~参考文献 「目でみる家族計画」 社団法人日本家族計画協会~

お役立ちリンク

東御市民病院 みまき温泉診療所 助産所とうみ 身体教育医学研究所 楽育ひろば 東信わくわくネット 東御こころのむきあいネット 市立図書館 梅野記念絵画館 丸山晩霞記念館 広域ガイド

ページの先頭へ

ページの先頭へ