妊娠の経過と注意点(初期)2016年03月15日更新

妊娠初期(4~15週)

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生活の注意点

ストレス

ママが強いストレスにさらされると、母体内でアドレナリン(子宮を収縮させるホルモン)の分泌量が増え、胎盤を介して胎児の血液にも入ります。すると、流産の原因になることもあります。妊娠が分かったら、なるべくストレスを受けないよう、適度にリフレッシュしましょう。

たばこ

喫煙習慣があると、タバコの成分により、ママの血液中の酸素供給が減り、胎盤の機能が低下し、流産や早産の原因にもなります。胎盤の状態は胎児に直接影響するので、胎児を形づくる細胞の成長も遅れます。すると身体が小さかったり、脳の発達・発育が妨げられてしまいます。
また受動喫煙にも注意が必要です。受動喫煙の場合、自分がタバコを吸う場合に比べて2~3倍のニコチンを吸い込んでいます。さらに、タバコの先端から発生する副流煙には、主流煙と比べて2~50倍もの有害物質を含んでいるとも言われています。
ママだけでなく、家族内での禁煙・分煙を心がけていきましょう。

飲酒

強いお酒を飲むと、アルコールが母親の血液中に流れ込み、胎盤を介して胎児もアルコールを浴びることになります。すると、胎児アルコール症候群といって、頭部の奇形(頭が小さい・耳の位置が低いなど)が起こる可能性があります。また、不整脈や発達の遅れが生じるリスクがあります。
お酒を少し飲んだだけでは胎児性アルコール症候群が生じる可能性は低いと言われていますが、飲酒しなければ予防できる疾患なので、赤ちゃんのことを考えて、妊娠中の酒は控えましょう。

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内服について

妊娠中に禁忌の薬もありますので、薬を飲むときは必ず医師に相談してから飲みましょう。また、薬とは違うからサプリメントは安全と思ってはいけません。過剰な栄養素の摂取は、胎児に影響を及ぼす可能性がありますので、薬と同様に医師に相談しましょう。
感染症が流行しても、薬を飲めないことがあるので、日ごろから手洗い・うがい・マスクの着用をして感染予防をしましょう。

辛いつわり症状、どう乗り切る?

妊娠が分かった喜びもつかの間、妊娠初期にまず乗り越えなければならないのが「つわり」です。一般的には妊娠3ヶ月目(8~11週)をピークとして、妊娠5ヶ月くらいまで続くと言われています。中には出産までつわりがあったという方もいますし、全くないという方もまれにいますので、症状の程度や期間には個人差があります。

つわりの種類と対処法


●吐きづわり
食事のとき以外でも、一日中吐き気に悩まされ、実際に嘔吐してしまうこともあります。においにも敏感になり、大好きな食べ物のにおいでも吐き気をもよおすことがあります。食欲がなくなり、偏食になってしまいがちですが、この時期は食べられるものを食べればよいと割り切って、無理しないようにしましょう。食事を少量ずつ小分けにして食べるのも一つの方法です。1日10回以上嘔吐してしまう、3日以上食べられないなど、症状がひどい場合は医師に相談しましょう。

吐きづわりの中でも食べられるものとして、

・フライドポテト
・グレープフルーツなどの柑橘類
・氷やシャーベット(口の中がさっぱりする)
・トマト(酸味が好まれる)
・おにぎり(炊き立てのご飯ではなく、冷めたもの)
・野菜スープ
・クッキー
・ゼリー(喉ごしが良くて食べやすい)
・お粥やおじや(胃に優しい)
・うどん、そうめん(つるっと食べやすく消化が良い)
・生姜(つわり軽減効果があるといわれる)

などが好まれて食べられているようです。食欲がなくても、食べてみたら意外と合ったということも多いようなので、試してみてはいかがでしょうか。

●食べづわり
つねに何か口にしていないと気分が悪くなるといった症状が出ます。小腹が空くと気分が悪くなる方や、食べないと気分が悪くなるので食べるが吐いてしまうといった、吐きづわりと食べづわりの両方の症状が出る方もいます。食事を取ることはできるので、栄養面での心配はありませんが、急激な体重増加に注意するようにしましょう。すぐに口に入れられるアメ玉や小さいおにぎりなどが良いでしょう。

●眠りづわり
寝ても寝てもまだ眠い、というのが眠りづわりの症状です。常に眠くてだるいといった軽い症状から、眠気が我慢できず、気付けば仕事中にも関わらず寝てしまう...という、生活に影響を及ぼすほどの強烈な眠気に襲われる方もいます。仮眠が取れるような状況であれば、無理せず仮眠を取るようにしましょう。仕事などで仮眠が取れない方は、周囲にそのことを話し、業務内容の調整などしてもらうと良いでしょう。

●よだれづわり
あまり聞かないつわりの種類だと思いますが、意外と多くの方が経験されているようです。よだれづわりとは、唾液の分泌量が増えるだけでなく、自分の唾液の味に不快感を感じ飲み込む事ができません。症状がひどい方だと自分の唾液の味で吐き気をもよおす方もいます。人によっては、あめ玉などを舐めると唾液の味が気にならなくなり、気分の悪さが和らぐという方もいます。自分が食べられる物の中で、唾液の味を紛らわす事がでるものを見つける事が大切です。

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お役立ちリンク

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