妊娠の経過と注意点(後期)2016年03月15日更新

妊娠後期(28~39週)

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生活の注意点


妊娠高血圧症候群

「妊娠20週以降、分娩後12週まで高血圧が見られる場合」または「高血圧にタンパク尿を伴う場合」を言います。高血圧ですが、収縮期血圧が140mmHg~160mmHg未満、拡張期血圧が90 mmHg~110 mmHg未満を軽症、収縮期血圧が160 mmHg、拡張期血圧が110 mmHg以上を重症と診断します。
妊娠後期になると、体内の血流量が非妊娠時の約1.3~1.5倍になります。おなかの赤ちゃんにたっぷり血液を送り込むためです。この変化に対して、正常妊婦では血管が拡張し、容積を増加させるので、妊娠後期こそやや血圧は上昇してきますが、初期から中期ではかえって血圧は少し低下する傾向にあります。
ところが、なんらかの理由でこの適応が起こらないと、血管は拡張せず高血圧になり、いろいろな症状に発展し、母児ともに危険な状態に陥ることがあります。これが妊娠高血圧症候群です。妊娠高血圧症候群は妊娠後期に入ってから多く見られるトラブルです。それは、後期になるほど血管や腎臓にかかる負担が大きくなるからです。
40歳以上の高齢妊娠、肥満体型の人、ストレスが強い人などは妊娠高血圧症候群が発症しやすい傾向にあるので、リスクの高い妊婦さんは、規則的な生活をおくるようこころがけましょう。また、減塩食は予防効果がないことがわかっていますが、高血圧傾向の場合は塩分の取り過ぎに注意し、体重管理に気を配り、できるだけ高血圧が悪化しないようにしましょう。ただし、水分を控える必要はありません。

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お腹の張り

妊娠後期になると、少し動いただけでもお腹の張りを感じるようになります。特に妊娠10ヶ月になると、1時間に10回くらい張ることも珍しくありません。夜間に張りやすいので心配になるかもしれませんが、朝にはおさまっていることも多いはず。ママが感じた張りが、心配なものかどうか区別するのは難しいですが、しばらく安静にしていて落ち着くかどうかが重要なカギになります。少し注意が必要なのは、張りだけでなく、おりものに血液が混じったり、熱が出てきたり、張りが規則的に続くとき。こんなときは受診しましょう。その他気になる場合は、産院に電話をして相談してみましょう。

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お役立ちリンク

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