歯のお手入れと生活習慣2016年05月11日更新

赤ちゃんの小さな前歯が生え始めると、むし歯にさせたくないなと思うのが親心。そのためにはどんなことに気を配ったらいいのでしょうか?歯みがきをはじめとする口内ケアや食生活についてお話します。

食べるものより食べる時間

乳歯は全部で20本あり、歯の芽は生まれた時すでに、歯ぐきの中にできています。生後6~8カ月の頃に下の前歯から生え始め、すべて生え揃うのが2歳半~3歳頃。
むし歯予防には「歯みがき」をすることはもちろんですが、大切なのが「むし歯ができにくい食べ方」をすることです。
「アメやチョコレートを食べさせないほうがいい?」と思う方もいると思いますが、おやつは栄養やカロリーを補うために食べるだけではなく、心の癒しとして食べる要素が多くあるので、大きくなるにつれ一口も食べずにいることは難しくなります。また一見甘くないせんべいにも糖は含まれており、糖のない食生活にすることはまず不可能です。
むし歯は、口の中で細菌が糖質を栄養にして酸を作り出していくことから始まります。つまり、食後の歯を溶かしていく時間帯を減らすようにすれば、むし歯になる確率を減らすことができるというわけです。
口内は、ご飯やおやつを食べた後に口の中が酸性になります。ポイントは、グミやラムネなどたった一粒であっても酸性になっていくことです。お水やお茶など無糖の飲み物以外、ジュース類も同様に一口飲めば口の中が酸性になっていきます。
だらだら食い、だらだら飲みの生活をしていると、常に口内が酸性の状態=むし歯のできやすい環境になってしまうのです。
食事やおやつを決められた時間に規則正しく摂ること。そうすると、歯は「再石灰化」していきます(再石灰化とは、溶け出した歯の表面を、唾液に含まれるミネラルの作用でふたたび修復すること)。唾液は、よくかむと分泌が活発になるので、食事の際はよくかむことも大切です。また、唾液は就寝すると分泌量が減るので、就寝前に飲食をすると再石灰化しにくくなってしまいます。就寝前の飲食は控えましょう。

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成長に応じた口内ケア

歯みがきは、歯がはえ始めてから習慣化すればよいものですが、ゴワゴワした歯ブラシをいきなり口の中にいれられれば、赤ちゃんが不快と感じてしまいます。歯がはえ始める前から、口に触られることに慣れさせておく方がスムーズです。トレーニング用歯ブラシも、ゴワゴワ感に慣れさせるために、ブラシタイプを利用していくようにしましょう。
また、歯みがきを嫌がる子もいますが、歌を歌いながら、ぬいぐるみをつかって、鏡を見せながらなど、工夫しながら根気よく続けましょう。
虫歯になりやすい箇所は、奥歯の噛み合わせ部分や、歯と歯の間、歯茎の境目など。「乳歯の時に虫歯になっても、永久歯に生え変わるから」と思う方もいるようですが、「乳歯の時に虫歯になった子は永久歯になっても虫歯になりやすい」という研究結果があります。歯のケアは、乳児期から行うことが大切です。

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参考・引用:子どもと私が育つ!楽しむ!育児情報雑誌miku
「むし歯になりにくい生活習慣を身につけよう!」

お役立ちリンク

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