
【4歳】気遣い期2015年11月 5日更新
4歳頃は言葉がだいぶ増え、友達との関わりも多くなる時期です。この頃の大きな心の成長に、少しずつ他人の気持ちがわかるようになることがあります。時には友達とケンカしたり、自分のしたいことが通せない葛藤を味わったりする中で、だんだんと周りの人の気持ちを理解していきます。自分から謝ったり、泣いている友達を気遣ったりできる子も出てくるかもしれません。
それに伴って、人に感謝されることを喜ぶ気持ちが出てくるのもこの時期です。「ありがとう」と言われるのが嬉しくてお手伝いを何でもやりたがったり、年下の子のお世話をしたがったりするでしょう。まだできないことでもやろうとするため、ママやパパにとってはかえって後始末が大変なこともあるかもしれませんが、この頃は役に立つ楽しさを知る大切な時期。失敗を叱りすぎず、少しずつお手伝いを任せてできることを増やしていってあげてくださいね。
この時期の子どもは、ママやパパからの「頑張ったね」「悔しかったね」という声かけだけで、見守られている安心感をしっかり感じ取れるもの。お子さんと一緒に壁を乗り越えて、成長を喜んであげてくださいね。