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トイレトレーニング
7月11日(木)すくすく相談が行われ、3組の親子が参加されました。
今回は『トイレトレーニング』について芹澤文子臨床発達心理士がお話をしてくださいました。
お話の大切な部分を以下にまとめました。
- 赤ちゃんの頃からおむつ替えの時などに「たくさん出たね」「よかったね」「きれいになったね」とおしっこやうんちが出たことをしっかりと伝えることがトイレトレーニングに繋がる大事な要素の1つ。
- トイレトレーニング中は「おしっこやうんちが出た」という実感を積み重ねていくことで、「出た」という感覚がつかめるようになる。そうすると段々「出る」という感覚に変わるようになる。
- 自分の身近な人に「出た」ことを伝えた時に一緒に喜んでくれる・褒めてくれることで自信に繋がり、持っている力を大きくしていく。
- トイレトレーニングをスムーズに進めていくには、トイレを子どもにとって安心してできる場所にすることが重要。
- 大人の便座に子ども用の便座を設置して行う方法がある。この方法もいいが、子どもの目線になってみると足が床につかない高さであり、緊張してしまい、うまく自分の体をコントロールしておしっこやうんちができないかもしれない。
- 安心してできるように牛乳パックや段ボールを使って足場を作ってみる。また、大人のトイレでやる前におまるから始めてみて、「出た」「出る」の経験をたくさんしてから大人のトイレへ移行する。その他にも色々と試してみるといい。
- 今の子どもたちはしゃがむ動作の経験があまりない。そこで、体の使い方の練習を遊びの中に取り入れることで、経験を積むことができ、おまるやトイレに座る時に抵抗が少なくなるかもしれない。
(例:ママやパパの足をまたいでしゃがむ、何かにまたがって座ってみるなど)
最後に『ママやパパはもちろん、子どもも無理のない範囲で楽しく!進めていくことが大事』だとお話してくださいました。
次回のすくすく相談は、少し先になりますが、9月19日(木)東部子育て支援センターで開催します!たくさんのご参加お待ちしています♪