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「3月のすくすく相談」を開催しました。

2023.03.30

すくすく相談

3月22日(水)東部子育て支援センターで、芹澤文子臨床発達心理士によるすくすく相談を行い、5組13人の親子が参加しました。今回のテーマは、「だだこね・かかわり方②~親子で育つ向き合い術~」でとても興味深い内容となりました。

自己紹介の時に困っていることを話していただきました。「イヤイヤ期もあり、母がイライラしてしまうので、対処法を知りたい」と話すお母さん方が多かったです。

芹澤先生は「参加者のお子さんの子育ての中で起こっていること。人は生涯発達し続ける。子どもと一緒に新しい経験をしている中で、そこから何かできるようになっている。大人の階段を上がっているチャンス」と話されました。

また「どんな子に育って欲しいですか?」との質問では「好きな事に夢中になって欲しい」「優しく明るく前向きに生きて欲しい」「優しい子になって欲しい」「まわりに支えられて一緒にやっていかれる子になって欲しい」「思いやりがあって人のことを思える子」とお母さん方は答えていました。

芹澤先生は「お母さん方は子どもがやりたいことをやり前向きで、大人になっていくために、子どもは何を感じているか、何をしたいのかを捉えていた」「自分がやりたい、こうしたいけれど、うまくできず、行動することがだだこねである」と教えていただききました。

そして金子みすずさんの『私と小鳥と鈴と』から「みんなちがってみんないいい」という詩を紹介いただきました。

「母はしんどいと思うこともある中で【よく頑張っている私】と思うようにする。【今は見守るよ、気持ち受け止めるよ、徐々にわかるようになる】と思うようにする。毎日のことなので、一人で抱えず周りの人に手助けしてもらっても良い。手抜きをする日や【今日はいいよ】と思う日ががあっても良い」と話されました。

最後に「おはながわらった」の手遊び。芹澤先生の優しい歌声に引き込まれていました。