子育て講演会
2月4日(土)中央公民館講義室で「子育て講演会」を開催し40名が参加しました。
始めに東御市ふるさとPR大使 丸山智己さんからのビデオメッセージがありました。
そしていよいよ講演会が始まりました。
講師はNPO法人ファザーリング・ジャパンファウンダー代表 安藤哲也先生をオンラインで繋ぎ、「地域全体で子育てを支えあうコミュニティをつくるには」~鍵は父親たちの意識と行動~の演題で講演していただきました。
安藤先生はご自身の3人の子育ての経験や自らの経験を基に、2006年父親支援事業NPO法人ファザーリング・ジャパンを設立されました。
ファザーリングとは、「父親であることを楽しもう」「よい父親ではなく、笑っている父親になろう」との意味があるそうです。
父親になる→父親をする
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「笑っている父親」になろう
「父親をする」ことで得られる3つの喜び
1 子育ては、人生を彩り豊かにする。
2 パパの子育ては、子どもや妻も幸せにする。
3 父親をすることで、地域人・社会人としても成長
「人生100年時代へ」となり、人口減少、少子高齢化などの問題もあるが、「男性が育休を取得しやすくする制度」がもっと広まる世の中になり、『父親が変われば家庭が変わる、地域が変わる、企業が変わる、そして、社会が変わる』と言う言葉が鍵になるそうです。
最後に参加者から、「休日も地域活動などをしているが、どのようにママを支えたらよいか?」の質問がありました。安藤先生から「地域活動に子どもを連れていく(参加可能なら)。ゴミを出すなどのできることを行う。ママも人間。お皿を洗う音などに気をつけてみる。「カチャ」が「ガチャ」になったら要注意!のお話には会場から笑い声が上がりました。
「手伝うではなく手を取り合うことが重要」「家族の予定をカレンダーで共有しママの時間を作る。ママにもやりたいことがあり、できるようにしていく。」とアドバイスがあり心に響く言葉でした。
参加者からの感想では、「父親の子育て効果にビックリした」「たくさんのヒントをもらえた」「自分を振り返ることができた」「大変良かった」「とても良い時間を過ごすことができました」などがありました。