ハイハイすることで、首や肩の筋肉、腹筋や背筋も鍛えられます。背筋はバランスを取って立つために大事です。目と手・手と足といった2つ以上を同時に動かす時にとても大事な動作がハイハイで、協応運動と言います。協応運動が上手にできるようになると、転びそうになった時にとっさに手がでるようになり、危険から身を守ることができるようになっていきます。また、手をついてしっかり這うことで、脳が刺激され脳の発達にも良いと言われています。

たくさんハイハイするためには、子育て支援センターのような広い場所に出かけるのも良いですね。玩具や他の子の遊びに刺激を受けて“なんだろう？気になるな”の気持ちがハイハイに繋がりやすくなります。

自宅では、身近にある物を使ってみましょう。椅子をトンネルに見立ててくぐってみたり布団や座布団を丸め、山に見立てて登ったり下りたり、色々な動きをするのも楽しいですよ。
天気の良い時は、戸外に出かけ芝生などの場所で遊ぶのも良いですね。