子どもが家の手伝いをしていることについて、「自分はヤングケアラーだと思う」と言っていますが、どう対応すればよいでしょうか。
「ヤングケアラー」について
家族のこと
「ヤングケアラー」について
ヤングケアラーについては次のように説明されることがあります。「家事や家族のお手伝いをすることは、大変すばらしいことですが、大人が家事や家族のお世話をせず子どもが毎日することで、『勉強したい』、『遊びたい』と思っても、そういったことができなくなってしまうことがあります。こうした子どものことを『ヤングケアラー』といいます」このような説明を受けて、言葉だけが先行し、お手伝いをすることがヤングケアラーだと間違った受け止めてをしている子どもが増えてしまっている現状があるようです。
うちでは、家族の一員として、お手伝いをすることの大切さや手伝ってもらうことにより、家族のまとまりがより強くなる等の意義を話していただくとともに、「大人が本来担うべき仕事を子どもが代わりに担う」ということについて、正しい理解や考えられる具体的な状況を話していただければと思います。
ただ、実際に家事や家族の世話が忙しくて困っている場合は、相談できる窓口があります。